税金とは3(税金の定義)




 「税金」についての定義づけですが、実は我が国の法律では現在「国税」や「消費税」などの定義はありますが、「税金」についての定義規定はありません。


 しかし、「税金」というものの意義は万国共通であると考えられるので、税法について先進的な、ドイツの租税通則法第1条第1項に目を向けてみたいと思います。


 そこには「租税とは、特別の給付に対する反対給付ではなく、公法上の団体が収入の目的をもって法律の定める課税要件に該当するごとに、一般人に課する一回限りまたは継続的な金銭給付をいう。関税はこれに該当するが行政行為の特別請求に対する手数料および寄付金はこれに該当しない。」と規定されています。


 世の中広いもので、納税者の中には「税務署は警察署よりも何よりも怖い。」という人がよくいます。このような人は自分の身柄を拘束されるよりも、お金を出すことを極端に嫌う人のようです。(税金に関連した場合でも身柄を拘束されることもあるが、稀なのでここでは考慮しないことにする。)


 その怖がる理由が、実は上記の「税金」の意義によく表されています。
 

 というのも、一般的(民・商法)な取引であれば、例えば、私達が物(動産・不動産)を買えばその対価として金銭を支払うし、反対に物品販売業におけるように物を売れば金銭を受け取るのが、普通です。


 また、サービス業(運送業・理容業・美容業・クリーニング業など)や自由業(医業・弁護士業・税理士業・公認会計士業など)の場合は、サービスを提供すればその役務の代償として金銭を受け取るのが通常です。


 しかし、税金の場合は「特別の給付に対する反対給付ではない」のです。


 判りやすくいえば、税金をいくらいくら納めたからといって、ちょうどそれに見合う直接的な見返りは与えられないということです。


 もちろん、国税の場合は、その税金で各省庁の国家予算がたてられるし、また、地方税の場合はその税金で各地方公共団体の予算がたてられるわけなので、間接的には恩恵を受けています。

この記事へのコメント
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Posted by でじたる書房 at 2006年05月27日 16:27
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